熱中症の危険度をしゃべってお知らせ - しずく型の「おしゃべり熱中症計」
デザインファクトリーは4月16日、日本気象協会と共同開発した「おしゃべり熱中症計」を発表した。マスコットキャラクター「熱中くん」をモチーフにした手のひらサイズのデザインを採用。発売は4月末。価格はオープンで、推定市場価格は3,700円(税別)。
おしゃべり熱中症計は、ユーザーがいる環境の気温と湿度を計測し、熱中症もしくは風邪の危険性を音声やLEDライトで知らせる。気温と湿度の計測は10分おきに行う。危険度は熱中症が「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の5段階、風邪が「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」の4段階で、厳重警戒と危険、あるいは厳重警戒と警戒の際には音声でワンポイントアドバイスを再生する。アドバイスは熱中症で12パターン、風邪で10パターンを用意。
音量は「大」「小」「切」から選択可能だ。
本体の頭を軽く押しても、気温や湿度、現在の危険度を音声で通知。側面には音量調節用のボタン、反対側の側面には熱中症と風邪ひき指数を切り替えるボタンを備える。
本体サイズは、W61×D61×H84mm、重量は60g。計測範囲は気温が0~50℃、湿度が20~90%。気温計の精度は±1.5℃以内、湿度計精度は湿度35~75%で±5%、それ以外で±10%。