Google、Chromeにおいて「TCPからQUICへの移行は順調」と報告
Google Chromeチームは4月17日(米国時間)、「Chromium Blog: A QUIC update on Google’s experimental transport」において、QUICへの取り組みの現況について報告。すでにGoogleの各種サービスとChromeの間の通信でQUICが使われており、良好な結果を示しているという。
現在のところ、ChromeからGoogleのサーバに送信されるリクエストの半分ほどがQUIC経由で送信されているとされており、今後さらにQUICを使った通信の比率を増加させ、最終的にはChromeやモバイルアプリとGoogleサービスとのデフォルトの通信プロトコルをQUICに変更すると説明している。しばらく実証実験やブラッシュアップを継続し、近いうちにIETFにおいて標準規約として策定する計画であることも伝えている。