2015年4月20日 18:00
富士通ら、SDNを活用して通信フローを動的生成する相互接続実験に成功
KDDI研究所や三菱電機、情報通信研究機構、慶應義塾大学、富士通、イクシアコミュニケーションズ、東陽テクニカの7者は4月20日、通信技術や管理手法など、アーキテクチャの異なる複数のネットワークドメインからなる全国規模の光トランスポートネットワークを構築し、SDN(Software Defined Networking)技術を用いて、これらネットワークドメインをまたがるシームレスな通信フローを動的に生成する相互接続実験に成功したと発表した。
この技術では、ネットワークサービスとクラウド上の様々なサービスを融合した、世界規模の統合ネットワークサービス構築への応用が期待されている。
全国に構築した異なるテクノロジのトランスポートネットワークを、新世代通信網テストベット「JGN-X」などを用いて接続した大規模トランスポートネットワークを構築。各ネットワークドメインに配備したSDNコントローラが連携制御することで、複数のトランスポートネットワークドメインをまたがる通信フローを設定する相互接続実験に成功した。
この実験の内容は、4月20日~22日に那覇市で開催される国際会議11th International Conference on IP + Optical Network(iPOP2015)