ブロケード コミュニケーションズ システムズは4月20日、LANスイッチの新製品および拡張技術を発表した。新製品のBrocade ICX 7250の参考価格は2,000米ドル、既に出荷開始している。
拡張機能のうちSwitch Port Extenderの最初のリリースは2015年後半を予定、OpenFlow 1.3対応は、Brocade ICX 7450および7750に2015年4月中に実装予定。
新製品のICX 7250は、他の同等スイッチを上回る10Gbpsのポート密度を備え、キャンパス・ネットワークを圧迫するユーザーの膨大なビデオおよびワイヤレス・トラフィックに対応する。
Switch Port Extenderは、ネットワークの導入と継続的なメンテナンスを容易にする新しい技術。これにより、キャンパス・ネットワークを構成する分散設置したBrocade ICX 7250/7450/7750の各スイッチ間でネットワーク・サービスを共有し、管理の統合を可能にする。
OpenFlow 1.3のサポートは、ICX 7450と7750のスイッチ各製品が対象。これにより、LANアーキテクチャにおけるSDNソリューションの導入を容易にすると共に、これらのスイッチをBrocade Vyattaコントローラと組み合わせて利用することで、ネットワーク全体でのSDNによる自動化を実現可能になるとのこと。