不妊治療経験者が語る治療の現状&苦労--夫へのうしろめたさ等精神的負担も
エムティーアイが運営する、女性のカラダとココロの健康情報サイト「ルナルナ」はこのほど、同サイトのユーザー1,640名を対象に実施した「不妊治療」に関する調査結果を明らかにした。調査期間は1月16日~2月16日。
同調査の「『不妊治療』経験者」とは、妊娠を目的とし病院を受診したことがある人を指している。
まず、不妊治療の経験があるか尋ねたところ、57.0%が「ある」と回答した。治療を始めた年齢について聞くと、「30~34歳」が38.7%と最も多く、次いで「25~29歳」(31.0%)、「35~39歳」(23.4%)となっている。開始年齢の平均は32歳だった。
どのような不妊治療を行ったのか聞いたところ、最も多い治療方法は「超音波検査、造影検査などの検査」(81.0%)だった。次いで「タイミング法」(78.6%)、「人工授精」(37.1%)、「体外受精」(23.7%)となっている。
不妊治療で苦労したことやつらかったことを聞くと、治療面では、造影検査やホルモン注射などの痛み、吐き気・だるさといった薬の副作用が多く挙げられた。また、「毎回生理がくると落ち込む」「ゴールが見えなくて不安」