「Xperia Z4」は、グレートインパクトはないが着実な進歩が見られるスマホに
●まずは外観をチェック
ソニーモバイルは20日、都内で「Xperia Z4」の発表会を開催した。今までのように海外イベントで先行して発表するのではなく、なぜ日本で最初に? という疑問もあるが、この発表会で触れることのできたXperia Z4(以下Z4)のファーストインプレッションレビューをお届けしたい。
○Z3とそっくりの概観
まず、Z4を一目見て、前機種であるXperia Z3(以下Z3)までの「Xperia」の流れから到達した新機種であると、すぐにはわからないかも知れない。それほどZ4は、Z3とアウトラインが似ている(よほどのXperia好きならわかるだろうが)。しかし、詳細に見ていけば、その違いがだんだんわかってくる。慣れれば、彼女と彼女の双子の妹よりも見分けるのが簡単になるだろう。
まず、そのボディはZ3から微妙に薄く、軽量になっている。しかし、その違いはそれほどインパクトがあるほどではないので、Z3ユーザーでもなければ、軽くなった! とか、薄くなった! と、すぐには感じないようなレベルだと思う。
ボディの基本的なデザインは、相変わらず、背面のガラスと側面のメタルを基調にした独自のデザインを継承しているのだが、メタル部分はZ3と比較して仕上げが良くなったというか、メタルの輝きがよくなったように感じる。