アドビ、ガートナー格付レポートでキャンペーン分野の「リーダー」に選出
ガートナー社は「リーダー」を、「簡易的なキャンペーンや先進的なキャンペーン、さらにはデジタルマーケティングとの統合に向けた全体的なキャンペーンの管理において、一貫して非常に優れた成果を挙げて」おり、「市場における高い知名度、市場占有率、普及率を有しているほか、キャンペーン管理ビジネスを成長させる戦略的なビジョンも備えて」いる企業であると定義し、評価している。
また本レポートにおいて、アドビ システムズは2年連続で「ビジョンの完全性」の最上位を獲得したほか、「実行能力」についても大幅に評価を上げた。「ビジョンの完全性」の評価基準となったのは、市場ニーズの把握、マーケティング戦略、販売戦略、サービス/製品戦略、ビジネスモデル、垂直的市場/業種別戦略、地域戦略などで、「実行能力」については、製品/サービス、総合的な実行可能性、販売/価格設定、市場対応力/実績、マーケティング、ユーザー対応、運用などが挙げられいる。
今回の評価について、Adobe Campaign担当バイスプレジデントであるシュテファン・ディートリッヒ氏は「顧客がオンラインやオフラインのさまざまなチャネルを通じてブランドと関わっているため、マーケターがカスタマージャーニーの全体像を把握するのが困難になっています」と述べたうえで、Adobe Marketing Cloudにおけるクロスチャネルキャンペーン管理プラットフォームであるAdobe Campaignの優位性に言及。昨年だけで600億通以上の電子メールが配信され、1ドルの投資につき平均39ドルの利益がもたらされたという同ソリューションでは、「企業のあらゆるチャネルを横断したキャンペーンの効率化、統合化および高度にパーソナライズされたコンテンツを活用したすべてのデジタル顧客接点における消費者とのエンゲージメントを支援します」とコメントした。
なお、評価結果の詳細はガートナー社のWebサイトにてダウンロード可能となっている(英語のみ)。
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