くらし情報『インテルが振り返る「ムーアの法則」誕生から50年 - 2015年夏は特別展示企画も予定』

インテルが振り返る「ムーアの法則」誕生から50年 - 2015年夏は特別展示企画も予定

インテルが振り返る「ムーアの法則」誕生から50年 - 2015年夏は特別展示企画も予定
インテルは21日、科学技術館にて「ムーアの法則」50周年に関する記者説明会を開催した。ムーアの法則とは、米Intelの創立者の一人であるゴードン・ムーア氏が1965年4月19日に発行されたElectronics Magazineに載せた論文「Cramming more components onto integrated circuits」で示された、集積回路におけるトランジスタ数増大に関する予見である。

1965年当時は「毎年2倍で少なくても10年続く」と記載されているが、1975年に「24カ月に2倍」と改められた。この集積度の増大ペースは現在も続いている。

冒頭登壇したインテルの阿部剛士氏はまず、Intelのミッションステートメントが2014年変更し、新たにムーアの法則に関する記述が追加されたことを紹介した。

また、「ムーアの法則というと技術的な指針やロードマップという側面が強調されているが、経済と社会にも大きな影響を与えている」とし、いくつかの事例を挙げつつ、50年にわたる成長で与えた影響について説明した。

一方、単にプロセスをシュリンクし、集積度を上げるだけでは性能を上げることができなくなりつつある。

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