2015年4月22日 09:30
EMCジャパン、ビッグデータ分析をワンストップで提供する新ソリューション
EMCジャパンは4月21日、EMC II(EMC情報インフラストラクチャ)、Pivotal、VMwareのストレージや仮想化技術、ビッグデータ分析技術をワンストップで提供する「フェデレーション ビジネス データレイク ソリューション」と、ビッグデータ分析技術にサードパーティのテクノロジーを追加することを発表した。同ソリューションは、同社のコンサルティング・サービスを通じて推進していく。
新ソリューションは、自動的にプロビジョニングができ、IT部門が業務部門のニーズに応えることが可能になるとのこと。分析レイヤーは、「Vblock(ヴイブロック)」を基盤にVMwareで仮想化するとともに、事前定義済みのユースケースおよび自動化したプロビジョニングと設定機能を提供する。また、スケールアウトNAS「EMC Isilon」が、「データレイク ストレージ基盤」を提供する。
この分析レイヤーは、「Pivotal HD」やSQL-on-Hadoopエンジンを特長とする「HAWQ(ホーク)」を含む「Pivotal Big Data Suite」で構成。Pivotal Big Data Suiteはエンタープライズ・クラスのSQLを提供し、Hadoopに格納されているデータを通じて、SASやTableauを始めとする各種分析プラットフォームとのシームレスな統合と相互運用をサポートするという。