2015年4月22日 10:22
「Lync」は「Skype for Business」に - MSがブランド名を刷新、デザインもSkype化
○LyncからSkype for Businessに名称変更
日本マイクロソフトは4月21日、「Skype for Business」に関する説明会を開催した。これまでLyncの名前で知られてきたコミュニケーションプラットフォームの製品をリニューアルするに至った経緯について、同社 執行役 常務 パブリックセクター担当の織田浩義氏が説明を行った。
日本マイクロソフト社内では、2010年にLyncを導入したという。「Lyncを導入するまで、コストと時間をかけて全員で出社し、仕事をしてきた。しかしLync導入以降は、誰がどこにいても、最適に活躍できる環境になった」(織田氏)と社内の事例を挙げ、ワークスタイルが大きく変化したことを振り返った。
最新の数字としては、「Lyncを含むOffice 365は、日経225企業の70%が採用し、売上は2年間で5.5倍に成長した。Lyncユーザーは世界で1億人、コンシューマー向けのSkypeは3億人のアクティブユーザーが存在する。国際通話の38%はSkype経由であるというデータもある」(織田氏)と語った。
このLyncについて、ブランドを「Skype for Business」