くらし情報『新生活の不安などから来る「新生活疲労」の正体とその対処法』

2015年4月22日 14:10

新生活の不安などから来る「新生活疲労」の正体とその対処法

新生活の不安などから来る「新生活疲労」の正体とその対処法
4月に入って3週間が経過し、新しい環境での生活に次第に慣れてきた人も多いことだろう。ただ、今頃の季節は、新生活に起因する疲労が蓄積しやすいのをご存じだろうか。

新宿溝口クリニックの溝口徹院長は入学や入社、異動などが多い春から初夏にかけて「新生活疲労」が重症化しやすいと指摘する。

春先は、居酒屋でアルコールを摂取している新入社員らしき姿をよく見かけることも多いだろう。「彼らは新しい生活が始まった不安と高揚感から、アルコールをたくさん飲み大いに騒いでいます。やる気もあるので、毎晩飲み歩いて睡眠不足でも疲れない気がしてしまうのです」(溝口院長)。

ただ、そんなやる気満々だった人でも、いきなり朝に起きられなくなったり、寝ても疲れが取れなくなったりするケースがあると溝口院長は話す。そして医療機関を訪れる際、内臓の疾患を疑って内科を受診するも原因が特定できず、次にメンタル面の疲労を疑うという。
このような疲労感は、「栄養失調」によるものだと溝口院長は指摘する。

「新生活への気合が空回りしてストレスとなり、加えて過剰なアルコール摂取のために、神経の働きを正常に保つ働きのあるビタミンBを消費してしまいます。

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