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3波9チャンネルの全録が可能になった、東芝の新レグザサーバー「DBR-M590」

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3波9チャンネルの全録が可能になった、東芝の新レグザサーバー「DBR-M590」
●6TB HDDに15日分を録りためる
放送されている全ての番組を一時録画する全録マシン。全録マシンのユーザーになると、それまでとはまったく違ったテレビ視聴のスタイルを手に入れることになる。ここで紹介する「レグザサーバー DBR-M590」は、全録マシンの代表といえる最新モデルだ。

DBR-M590は9基のチューナーを搭載した全録マシンだ。チューナーはいずれも3波対応。地上デジタル放送だけでなく、BSデジタル放送や110度CSデジタル放送も、タイムシフトマシン機能によって全録できる。9基のチューナー全てをタイムシフトマシン用に使ってもよいが、そのうち3基までを通常の録画用に割り当てることも可能だ。

内蔵HDDは2TB×3、計6TBの構成となっている。
内蔵HDDだけで最大9チャンネルを15日分、録りためられる。また、別途USB HDDを接続してタイムシフトマシン用に利用することもできる。

フロントパネルを開けると、miniB-CASスロットが3基装備されている。1枚あたり何局の受信まで許容できるかは、現在のところ明確な定義はないが、DBR-M590では、1枚あたり3局の放送の受信に対応していることになる。なお、有料放送の場合、1枚のB-CASカードごとに1契約となるので、どのような組み合わせでチューナーを割り当てるのかを事前に練っておくといいだろう。

●「タイムシフトリンク」や「ざんまいプレイ」
○他のレコーダーの番組表をマージする「タイムシフトリンク」機能

DBR-M590は液晶テレビ「レグザ Z10X」シリーズなどと同様に、「タイムシフトリンク」機能を搭載している。同機能は、他のタイムシフトマシンの過去番組表を取り込んで、同一画面内に表示させるというものだ。もちろん、過去番組表に表示されている番組はすべて、DBR-M590側から再生可能だ。
2台のDBR-M590を同時利用した場合、最大で18局分の過去番組表を表示できることになる。なお、タイムシフトリンク機能では、他の機器の過去番組表の番組をネットワーク経由で再生している。そのためダビングなどの操作は行えない。

○拡大した過去番組表で迷わないための「ざんまいプレイ」

過去番組表には録りためた番組がすべて含まれているため、自分の見たい番組を探すのはなかなか大変だ。そこで活用したいのが、「ざんまいプレイ」機能だ。同機能は、現在視聴している番組に似た番組や、ユーザーの視聴傾向に合った番組、話題の番組などをリストアップしてくれる。もちろん、特定のジャンルを選択して、番組を抽出することもできる。また、シーンの検索にも対応。
情報番組から特定のジャンルのシーンだけを連続再生するといったことも可能だ。

ざんまいプレイは、2012年9月に発表した液晶テレビレグザ「Z7」シリーズ以降のタイムシフトマシン搭載モデルに採用されているのだが、DBR-M590では、当時のものに比べて、大幅にレスポンスが向上しているのが印象的だ。タイムシフトリンク機能により、過去番組表の番組がさらに増えたことで、ざんまいプレイの有用性は、よりアップしたといえるだろう。

●宅内・宅外を問わずストリーミング再生が可能
○プレイスシフトも実現しているDBR-M590

スマートフォンなどからレグザサーバーに録画された番組や放送中の番組を楽しむことができる。「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件」と「リモートアクセスガイドライン2.0」に対応しており、宅内・宅外を問わずストリーミング再生が可能だ。

もちろん、通常録画されている番組だけでなく、タイムシフトマシンで全録された番組もリモート視聴できる。番組の再生や検索には、録画した日時やチャンネルだけでなく、ざんまいプレイも利用可能だ。

タイムシフトマシンは、2011年11月に発表した「DBR-M190」「DBR-M180」から、世代を重ねるごとに、その完成度を上げてきている。
DBR-M590は録画できる放送の種類や数、操作性など、現時点での集大成といえるモデルだ。

初期のレグザサーバーのユーザーインターフェースは、現在のものに比べると高速とはいいがたい。しかし、タイムシフトリンク機能を使用することで、旧機種の過去番組表をDBR-M590の高速なユーザーインターフェースから利用できるようになる。

DBR-M590は、初めて全録マシンを導入するユーザーだけでなく、すでにレグザサーバーや、タイムシフト機能を搭載したレグザを持っている人にも勧められるレコーダーだといえる。

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