2015年4月23日 11:04
新生活シーズン、あなたのFacebookアカウントも狙われている!? 「カスペルスキー 2015」でネットを安全に利用する
新年度の始まりである4月は、生活が切り替わる節目でもある。就職や入学によって新生活を始めた人も、そうでない人も、新しい友達や同僚や上司、知り合いなどと交流を深める際に活用したいのがFacebookなどのSNSだ。しかし、SNSをはじめとするインターネットを安全に利用するために忘れてはならないのがセキュリティ対策。近年、被害が急拡大しているネットバンキングの不正送金詐欺はもちろん、SNSアカウントの乗っ取り、ネットショッピングの詐欺サイトなど、インターネットには様々な脅威が潜んでいる。そこで本稿では、新年度だからこそ見直したいセキュリティ対策について紹介していこう。
○日常生活に潜むセキュリティの脅威とは?
いまや子供から大人まで誰もが利用するインターネットだが、同時にインターネットは個人情報を盗み取るフィッシング詐欺などの犯罪の温床にもなっている。フィッシング詐欺の代表例がネットバンキングを悪用した不正送金被害だ。警察庁の発表によると、2014年のネットバンキングの不正送金詐欺の被害額は過去最悪の約29億1,000万円で、2013年の約14億600万円の約2倍だった。
ネットバンキングの不正送金詐欺の典型的な手口では、まず銀行をかたる詐欺メールが送られてきて、パスワードの変更などを求める文面で利用者にURLを踏ませる。