2015年4月23日 17:14
フォントの太さ等をユーザーが微調整できる「TP明朝フィットフォント」発表
タイププロジェクトは24日、記者発表会を開催し、Webサイト上で文字の太さやコントラストを細かく調整することができる新書体「TP明朝フィットフォント」を発表した。価格は1フォントあたり2万4,000円。タイププロジェクトのオンラインショップ限定でダウンロード販売する。
このたび発表された「TP明朝フィットフォント」は、縦画と横画の太さの比率を変えられる「コントラスト」という概念を導入した日本語フォント「TP明朝」に関して、Web上のスライドバーでウエイトとコントラストの数値を調整し、目的や好みに応じたフォントを購入できるサービスだ。
「TP明朝」は2014年2月にリリースされた比較的新しいフォントで、最近ではアニメ「アルドノア・ゼロ」での印象的な使用方法で注目を浴びたほか、現在TOTOギャラリーで開催されている藤本壮介氏の個展「未来の未来」などで利用されている。
すでに販売されているリテール版のTP明朝では、3つのコントラストにそれぞれ6つのウエイトを展開し、合計18フォントを取りそろえている。一方、本日より提供を開始する「TP明朝フィットフォント」では、コントラスト(横画の太さ)