2015年4月24日 11:52
導入迫る!マイナンバー制度でITエンジニアを取り巻く環境はどう変わるか?
○フリーエンジニアを支援するプラットフォーム事業
首都圏コンピュータ技術者(MCEA)は4月15日、東京都港区赤坂で「ITエンジニア不足に関する課題と解決策」勉強会およびフリーエンジニアのブランド化プラットフォーム事業「PE-BANK」事業戦略説明会を開催した。
MCEAは、「プロエンジニアの笑顔を見たいから」をビジョンとして1989年に15名のフリーランスが協同組合を立ち上げ、2007年に株式会社化した企業だ。
同社では、フリーエンジニアのブランド化プラットフォーム事業「PE-BANK(プロエンジニア・バンク)」を展開している。これは、独立してフリーエンジニアとなったITエンジニアと「プロ」契約を結ぶことで、フリーエンジニアの社会的地位を向上するためのブランド化、そして個人での単独受注よりも安定かつ信頼度の高い「共同受注」を実現することで IT開発現場の人材不足を解消するというもの。また、営業/総務/経理などをトータル支援する「まるごとサポート」も提供している。福利厚生や教育サポートに加え、確定申告の際は委託税理士による準備から申告まで手厚いサポートを受けられるそうだ。
首都圏コンピュータ技術者 代表取締役の齋藤光仁氏は「ITエンジニアが独立を考える際、最大の課題は安定的な営業活動が困難なこと、そして経理などの業務に時間が割かれてしまうことです。