くらし情報『コピーライターに聞いたコミュニケーション術(尾形真理子さん) (2) マイナスな状況を改善できる能力こそが、コミュニケーション能力』

2015年4月24日 12:31

コピーライターに聞いたコミュニケーション術(尾形真理子さん) (2) マイナスな状況を改善できる能力こそが、コミュニケーション能力

コピーライターに聞いたコミュニケーション術(尾形真理子さん) (2) マイナスな状況を改善できる能力こそが、コミュニケーション能力
コピーライターとは、言葉で多くの人とコミュニケーションをとる仕事。であれば、コミュニケーションの第一人者ではないかという観点から、仕事で心がけていることを伺っていくのがこの連載。今回は、ルミネの広告で女心を表し多くの人の心をつかんだ、博報堂 尾形真理子さんにお話を伺った。

○長所、短所ではなく「特徴」を捉える

――実務的なところで。社内で仕事を割り振られることが多いんですか?

若い頃はほとんどそうですね。今はクライアントからの指名や、自分がチームを作ることの方が増えてきました。どちらにせよ、自分で環境を選べる部分と選べない部分はあります。選べない部分に関しては、「やだなぁ」と短絡的に思うとつまらないので、自分のなかで勝手に目標をつくることはしています。
趣向性の違う方と仕事するなら、「好みでない仕事の仕方とはどういうものなのか、見てみよう」とか(笑)。

――逆転の発想ですね!

いやだと思うことも、特徴と捉えたら色々知ることはできるんですよね。例えば一般的に足が速い人がいいといわれているけど、足が遅いからこそ見えている景色があったりとか……速いも遅いも高いも低いも、メリットという言葉に置き換えるとつまらなくなるけど、特徴として見たら、自分のなかで学びが生まれることがたくさんあります。

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