サントリー、アジア3拠点にクラウド型ERP「SAP Business ByDesign」導入
NECは4月24日、サントリービジネスエキスパートとの協業を通じて、サントリー食品アジアが新設した現地法人3拠点(シンガポール・マレーシア・香港)に、SAPのクラウド型ERPサービス「SAP Business ByDesign」を導入したと発表した。
「SAP Business ByDesign」は中規模拠点向けのクラウドサービスで、会計、販売、マーケティング、在庫、購買、サプライチェーンマネジメントなど多岐にわたる機能を有している。
NECは、SAPとの協業契約に基づき、「SAP Business ByDesign」に各国の法制度や商習慣に対応した追加機能を開発した製品を用いて、3拠点の基幹システムの同時立ち上げを6カ月で実現した。
NECは2014年にSAPと「SAP Business ByDesign」ビジネスに関するグローバルな協業契約の締結を発表し、契約に基づき、同サービス未出荷のシンガポールやマレーシアなど東南アジア6カ国を対象に、各国の法制度や商習慣に対応した追加機能を開発し、「NEC Global Localization Package for SAP Business ByDesign」の名称で提供している。