きゃりー、8Kスーパーハイビジョンでライブ撮影「本当に目の前にいる感じ」
歌手・きゃりーぱみゅぱみゅが、NHKの8Kスーパーハイビジョンによるライブ撮影に臨んだ。NHK BSプレミアムで6月14日(23:00~23:50)に放送される。
収録は4月4日、NHK放送センター101スタジオで、500人の観客を集めて行われた。パフやドレッサー、ドライヤーなどが巨大化されたパウダールームをデザインしたステージに、きゃりーが登場。きゃりーのデビュー時から衣装を手がけている飯嶋久美子氏が、今回初めてステージ演出も担当し、香水瓶やパフをイメージした衣装のダンサーたちが盛り立てる中、代表曲から最新作まで8曲を披露した。
今回の撮影に使用した8Kカメラは、従来のハイビジョンカメラの16倍ものデータ量で撮影できるもの。これを4台使用し、スタジオ内を移動しながらの撮影や、クレーンカメラなどにより、躍動感ある映像が実現した。
6月に放送する番組では、通常のハイビジョン画質での視聴となるが、今後、国内外で実施される放送機器展などのイベントや、2016年に始まる予定のスーパーハイビジョン試験放送では、8K画質で視聴可能。
きゃりーは8Kの映像に「本当に目の前にいる感じがすごくする」と感想を語り「私たちのダンスもそうですけど、ドライヤーとか香水とかから出る風やミストを体感してもらいたいなと思います」