赤ちゃんの名付けに、名前に使える漢字2,998字を網羅した事典が刊行
大修館書店はこのほど、「すてきな漢字に出あえる 赤ちゃんの名づけ事典」を刊行(取次搬入)した。
○「辞書づくり」の実績とノウハウを駆使
同社は、1918年に創業。以来、辞典、教科書をはじめ、専門誌、専門書、一般書を発行している。
同書は、人名用漢字、常用漢字を合わせて、現在「名づけに使える漢字」をすべて収録。1月に「巫」の字が人名用漢字に加えられ、名づけに使える漢字の総数は2,998字になった。「名づけ事典」の類書が1,000字程度に限定して収録しているところ、同書では初めてすべてを収録したという。
同書では、収録される全漢字に、同社の漢和辞典「新漢語林」にもとづいた解説を加えている。また、検索性を高め、漢字と漢字の関連づけを充実させるなど、辞典づくりのノウハウを盛り込んだ。
"漢字やことばの意味をしっかりと考えて名づけをしたい"というニーズに応えることができる内容としている。
判形は、A5判 416ページ。価格は1,800円(税別)となる。
特徴は、名前に使える漢字をすべて収録したことで、全体を見渡すことができ、漢字の意味や音のほか、成り立ちや名前の例など、参考になる情報を確認できる。