ウォッチガード、ネットの私的利用対策にフォーカスしたFirewareOSの最新版
WatchGuard Technologiesの日本法人である、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン(ウォッチガード)は4月24日、データの高速処理を実現する同社の「Fireware オペレーティングシステム」の最新版を発表した。
従業員による日常のインターネットアクセスの80%は業務と関連性のないものであると報告されており、「ネットの私的利用」あるいは「非効率なネットワークリソースの利用」により、従業員一人あたり、組織は年間最大4500ドルの損失を被っていると予測されている。
今回、発表した最新版により、組織における従業員のデータアクセス量、およびアクセスの時間帯と利用時間をさらに容易に把握・管理できる。
Firewareの新しいクオータ機能は、ゲストアクセス機能にまで拡張されており、例えば医療や小売業界の組織においてゲストアクセスのネットワーク利用を適正に設定し、ゲストユーザが他のユーザに悪影響を及ぼすことなく、それぞれが快適なネットアクセスを行える。
また、新OSでは、ネットワーク管理者が、IPアドレスではなくFQDNを使用することでより容易かつ直感的にポリシーを設定すること、さらに「ワイルドカード」