排泄トラブルで睡眠や外出などの"意欲"減退 - 困りながらも半数が放置か
ユニ・チャームはこのほど、「健康寿命延命」を阻害する要因と排泄トラブルについての調査結果を公表した。調査対象は、無作為抽出した50~70代の男女5万109人。2015年3月にインターネットで調査を行った。
「排泄トラブル(尿もれ、便失禁など)」について24.9%が「経験したことがある」と回答しており、約4人に1人の割合ということが分かった。さらに、「月1回以上の排泄トラブルがある」と回答した1,237人に「排泄トラブルの対処状況」について聞いたところ「何らかのケアをしている」は53.7%、「特に何のケアもしていない」が46.3%で、排泄トラブルを抱えながらも約半数近い人が放置していたという。
また、「排泄トラブルによって困っている事」(複数回答)では、「夜中にトイレに起きる・よく眠れない」(45.3%)と回答した人が一番多く、次に「トイレに行く回数が多い」(38.1%)」、「外出先の困りごと(トイレを探すのが大変、旅行やお出かけが楽しめない、不安)」(24.3%)が続いた。
「排泄トラブルによって日常生活で"減った"こと」を聞いたところ、「自分の健康に対する自信」は32.4%で、実に3人に1人が自信が減退したと回答。