JAXA、「だいち2号」によるネパール地震の観測結果を公表
だいち2号は、2006年から2011年まで運用された「だいち」の後継機として、災害状況把握、国土保全管理、資源探査、森林監視など幅広い分野への貢献を目的とする地球観測衛星。世界最高水準のLバンド合成開口レーダー(PALSAR-2)を搭載し、高分解能かつ広域なレーダー画像取得が可能となっている。今回の観測はセンチネル・アジアや国際災害チャータなどの緊急観測要請に基づくもので、「だいち2号」のPALSAR-2を用いて4月26日に行った。
JAXAは今後も関係機関と協力し、ネパールの観測を継続する予定としている。