つっこまずにはいられない! 大阪府の「石切神社」参道はアナザーワールド
どちらも占いや悩み相談を受け付けているところのようだが、「豊八大黒殿」では2体の狛犬に守られる形で大黒様の石像が鎮座しており、その足元には「賽銭箱」も設けられている。
「占いの館村七福神」は何名かの占い師のブースがあり、更に館内奥に入ると、やはり七福神の石像がある。石像だけでなく、木像の七福神や、鶴、亀、二宮尊徳、福助、ガマ、招き猫の石像がぎっしりと並べられている。加えて、鳥居やたくさんの鉢植えの植物も置かれているなど、ちょっとカオスな空間が広がっているのだ。
○石切大仏と阪本昌胤という人物
石切神社参道の中間地点辺りまで行くと、そこにそびえているのが「石切大仏」。脇に掲げられている説明書きによると、日本で3番目に大きな大仏とのことで、高岡大仏や岐阜大仏などと同様に、ここも「日本三大仏」を名乗っている大仏のひとつのようだ。
その説明書きの末尾には、「管長阪本昌胤」という文字がある。この阪本昌胤という名前も、石切神社周辺のそこら中で随所に目にする名前だ。
神社の向かいには「阪本昌胤記念館」なる施設があり、また先の大仏の脇には「約壹億圓東大阪市へ個人寄付阪本昌胤」と刻まれた記念碑が。