Microsoft、MacとLinux向け開発環境「Visual Studio Code」公開
Microsoftはこのほど、「Home - Visual Studio Code」において、Webアプリケーションやクラウドベースアプリケーション向けの開発環境「Visual Studio Code」のプレビュー版の公開を開始した。「Visual Studio Code」はLinux、Mac OS X、Windowsの3つのプラットフォーム向けにソフトウェアが公開されている。
「Visual Studio Code」はVisual Studioシリーズのような統合開発環境というよりは、コーディングとデバッグに特化した高機能・高性能エディタといった性質を備えている。保持されるコードやリソースはプロジェクトベースではなくフォルダベースとなっており、よりフラットに扱えるようになっている。
MicrosoftはこれまでVisual Studioの名称がついたソフトウェアをMac OS XとLinuxの双方に対して同時に公開したことはなかった。Microsoftは次期メジャーアップグレードバージョンのVisual StudioにおいてLinuxバイナリを生成できるようにするほか、LLVMの技術の取り込みなども発表しており、Linuxをプラットフォームとして位置づけた取り組みを続けている。