お山に雪うさぎが鎮座! もうメロンじゃないがOKな愛らしさのメロンパン発見
小さな富士山のような山の頂上に、ちょこんと座るうさぎがキュートなパン。「富士山にゆかりのある地域のパンなのかな? 」と思ったら、実は東北自動車道の安達太良SA上り線(福島県本宮市)のベーカリーショップ「あだたらのパン屋さん」のパンらしい。なぜ富士山風? なぜうさぎ?? それにはちゃんとわけがあるようだ。
○「吾妻の雪うさぎ」をメロンパンで表現
このパンの名は「吾妻小富士メロンパン」。そう、あの富士山ではなく、福島・山形の県境にまたがる吾妻小富士がモデルになっている。そしてその正体は名前にある通りメロンパンだ。
吾妻小富士は春になると山の残雪がうさぎの形に見えることから、「吾妻の雪うさぎ」と呼ばれている。この春の風物詩にインスピレーションを受け、雪うさぎのクッキーを頂上に座らせたそう。
さらにその上には粉砂糖が振りかけられており、山の残雪を風流に表現している。
安達太良SA上り線のベーカリーコーナーで吾妻小富士メロンパンを開発した、日の丸サンズの吉田清マネージャーによると、ベーカリースタッフとともにアイデアを出し合い、試行錯誤した結果、この姿になったそうだ。しかし、「もうメロンパンの面影はないじゃないか! 」