スターフライヤー新中期経営戦略発表--機材導入・国内外チャーター便も視野
スターフライヤーは5月1日、2015年度を初年度とした「"らしさ"の追求2020」(新中期経営戦略2015~2020)を発表した。
同社は「感動のあるエアライン」を企業理念に掲げ、2006年3月16日、新北九州空港の開港とともに北九州-羽田線の運航を開始し、2014年度は営業利益2.5億円(経常利益9.0億円、当期純利益4.3億円)を計上。今後も競争に勝ち抜き持続的な成長を遂げるために新中期経営戦略2015~2020を策定した。
新中期経営戦略2015~2020では、2015年度~2016年度を「成長への基盤づくり」を行う2年間、2017年度~2020年度を「持続的成長」を図る4年間の2段階構成と設定。当初の2年間は経営基盤と基礎体力の強化に注力し、2017年度以降の持続的成長に向けた備えを固める("PhaseI")。2017年度以降は成長戦略を別途策定の上、新たな飛躍を具現化していく("PhaseII")。
今回の新中期経営戦略の目標として、2020年度末に同社がありたい姿を「"スターフライヤーらしさ=質へのこだわり"でお客様に選ばれる企業」と定め("中期ビジョン2020")、4つの基本戦略「強いブランド作り」