くらし情報『Wordのマクロを利用した不正プログラムが急増、Dropboxも活用し騙す - TM』

2015年5月4日 13:23

Wordのマクロを利用した不正プログラムが急増、Dropboxも活用し騙す - TM

Wordのマクロを利用した不正プログラムが急増、Dropboxも活用し騙す - TM
トレンドマイクロは4月30日、スパムメール経由で拡散するMicrosoft Wordのマクロを利用した不正プログラム「BARTALEX」が急増し、企業を攻撃対象としているとセキュリティブログで明かした。

同社は、スパムメールが「自動決済機関(AutomatedClearingHouse、ACH)」の詐欺に関連していたことを確認。ACHとは、米国内で電子資金取引に使用される電子決済システムで、企業間の取り引きに利用されている。

スパムメールは、受信者をDropboxへと誘導し、そこからWordファイルが保存させる。さらに受信者がマクロを有効にすると、Wordファイルがオンライン銀行詐欺ツール「TSPY_DYRE.YUYCC」をダウンロードさせる。

なお、「TSPY_DYRE.YUYCC」は「DYRE」の亜種で、DYRE自体は「J.P.Morgan」「U.S.Bank」「CaliforniaBank&Trust」「TexasCapitalBank」といった米国内の銀行や金融機関を攻撃対象にしていることで知られている。

スパムメールの本文には「Viewfulldetails」というリンクが記載されている。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.