くらし情報『明治日本の産業革命遺産が登録勧告へ - 稼働中の施設としては日本初』

2015年5月4日 21:50

明治日本の産業革命遺産が登録勧告へ - 稼働中の施設としては日本初

明治日本の産業革命遺産が登録勧告へ - 稼働中の施設としては日本初
イコモス(ICOMOS/International Council on Monuments and Sites、国際記念物遺跡会議)は5月4日、日本が世界遺産に推薦している「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」(福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、山口、岩手、静岡の8県の23資産)全てに関して、世界遺産リストに「記載」すべきだと勧告した。

ただし、現状の名称は「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」となっているが、イコモスとしては「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」と変更した上で登録することがふさわしいとしている。

今後、6月28日~7月8日までドイツで開かれる世界遺産委員会において正式に決定となり、日本の遺産については、7月3日~5日の間に審議される見通しとなっている。

今回の遺産が世界遺産に登録された場合、日本国内では19件目、また、『富士山―信仰の対象と芸術の源泉』『富岡製糸場と絹産業遺産群』に続く、3年連続での登録となる。加えて今回登録されれば、現在も稼働中の施設を含めた国内初めてのケースとなる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.