OpenBSD 5.7が登場
OpenBSD 5.7の主な変更点は次のとおり。
各種ドライバのアップデートと改善、不要になったドライバの削除(lofn(4)、nofn(4)、art(4)、urio(4))
ネットワークスタックの改善
インストーラの改善
ルーティングデーモンおよびユーザランドネットワーク関連ツールの改善
セキュリティ関連機能の強化
OpenBSD httpd(8)機能追加と改善、セキュリティ強化
OpenSMTPD 5.4.4へアップグレード
OpenSSH 6.8へアップグレード
LibreSSLの開発と改善
mandoc 1.13.3へアップグレード
OpenBSD syslogd(8)の開発とセキュリティ強化
OpenBSDプロジェクトはサードパーティ製ソフトウェアを活用するのみならず、機能やセキュリティの面で不十分と判断した場合はプロジェクト内部でそうしたソフトウェアを開発する傾向がある。これまでHTTPサーバとしてApacheやNginxが使われてきたが、OpenBSDプロジェクトでは複雑になってきたとしてHTTPサーバの内部開発を決定。OpenBSD 5.7にはOpenBSDプロジェクトが開発したHTTPサーバが同梱されている。