AMD、PC向けAPU「AMD 7000」とGPU「AMD Radeon 300/M300」を発表
AMDは5月6日(米国時間)、PC向け新型APU「AMD 7000シリーズ」および新型GPU「AMD Radeon 300シリーズ/M300シリーズ」を発表した。
AMD 7000シリーズは「Carrizo-L」と呼ばれる開発コード名で開発されてきたもので、最上位モデル「AMD A8-7410 Quad-Core APU」はAMD Radeon R5 GPUを搭載し、TDPは12~25W、CPUの動作周波数は最大2.5GHzで4コアという構成となっている。
一方のAMD Radeon M300シリーズはノートPC向けGPUで、同社のグラフィックス・コア・ネクスト(GCN)アーキテクチャをベースとし、Direct X 12をフルサポートするほか、AMD Enduroテクノロジーによるインテリジェントな電力管理技術も提供するという。また、OEMデスクトップPC向けGPUであるAMD Radeon 300シリーズもGCNアーキテクチャを搭載し、Direct X 12をフルサポートするという。
なお、AMD 7000シリーズはすでに中国市場に投入されており、順次そのほかの地域にも展開していく計画であるという。