AMD、ノートPC向け次世代APU「Carrizo」のラインナップを発表
「Carrizo」と「Carrizo-L」は、28nmプロセスで製造されるAPUで、それぞれ異なるCPUコアを採用。ハイパフォーマンス向けの「Carrizo」には、Bulldozer系のx86コア「Excavator」(開発コード名)を最大4コア、一方のメインストリーム向けである「Carrizo-L」は「Puma+」(開発コード名)を同じく最大4コア搭載する。
また、グラフィックスはGCN(Graphics Core Next)ベースのRadeonコアをグラフィックスに統合するほか、ARMのTrustZoneをベースとしたセキュリティ用プロセッサ「AMD Secure Processor」を統合する。「Carrizo」のアーキテクチャについては、大原雄介氏の解説記事を参照してほしい。
今回発表されたラインナップは以下の5製品。詳細なスペックはまだ公開されておらず、どのモデルが「Carrizo」あるいは「Carrizo-L」かは不明となっている。
○Kaveriは価格改定へ
なお、AMDは現行のAMD Aシリーズ(開発コード名:Kaveri)の価格改定を発表した。新価格は5月10日から適用される。旧価格と新価格の差は以下の通り。