AMD、ノートPC向け次世代APU「Carrizo」のラインナップを発表
米AMDは6日(現地時間)、開発コード名「Carrizo」「Carrizo-L」として知られる次世代APU「AMD 7000シリーズ」のラインナップに追加した。まずは中国で提供を開始し、今後グローバルに向けて展開する。
「Carrizo」と「Carrizo-L」は、28nmプロセスで製造されるAPUで、それぞれ異なるCPUコアを採用。ハイパフォーマンス向けの「Carrizo」には、Bulldozer系のx86コア「Excavator」(開発コード名)を最大4コア、一方のメインストリーム向けである「Carrizo-L」は「Puma+」(開発コード名)を同じく最大4コア搭載する。
また、グラフィックスはGCN(Graphics Core Next)ベースのRadeonコアをグラフィックスに統合するほか、ARMのTrustZoneをベースとしたセキュリティ用プロセッサ「AMD Secure Processor」を統合する。「Carrizo」のアーキテクチャについては、大原雄介氏の解説記事を参照してほしい。
今回発表されたラインナップは以下の5製品。詳細なスペックはまだ公開されておらず、どのモデルが「Carrizo」