サンディスク、新型PCIeストレージ「Fusion ioMemory SX350」を発表 - 四日市工場で製造した1Ynm MLCチップを採用
○サンディスクで2/3の売り上げを占めるコマーシャルビジネス製品
サンディスクは5月11日、同社のPCIeアプリケーションアクセラレーターとして、初のサンディスク製NANDフラッシュメモリを採用した「Fusion ioMemory SX350」(以下、SX350)を発表した。6月1日より販売パートナー経由で出荷を開始する。
同日の記者説明会ではまず、サンディスクの奥村英記氏がエンタープライズビジネスについて説明。サンディスクの事業は、コンシューマー向けのリテール製品と、OEMやエンタープライズ向けのコマーシャルビジネス製品に大別される。
金額ベースでは67%がコマーシャルビジネス製品であり、その視点で見るとサンディスクはエンタープライズ向けの企業になっているとした。
さらにコマーシャルビジネス製品は、エンタープライズ向けストレージ、デスクトップ向けストレージ、モバイル向けストレージの3つに大別される。もう一段細かくすると、エンタープライズ向けストレージは、PCIe、SAS、SATAという3つのインタフェースにおいて、4カテゴリの製品を出荷している(SATAがサーバー向けとデスクトップ向けで2カテゴリある)。