2015年5月13日 11:42
クレジット表記なしのネイティブ広告を4件販売 - サイバーエージェント
サイバーエージェントは5月12日、広告代理販売を行うネイティブ広告に関して社内調査を実施したところ、一部クレジット表記が無い広告を子会社のサイバー・バズより4件、代理販売していたことが判明したと発表した。
ネイティブ広告とは「デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す」(引用元:JIAA:一般社団法人インターネット広告推進協議会)もの。
その広告形式からユーザーが広告を受け入れやすい一方、ユーザーが広告ということに気がつきにくいという点が課題とされており、2015年3月18日にはJIAAより、ネイティブ広告について広告ということがわかるようクレジット表記を推奨する「ネイティブ広告に関するガイドライン」が発表されている。
サイバーエージェントは、JIAAの会員企業およびネイティブ広告審査分科会の参加者として、「ネイティブ広告に関するガイドライン」の策定に携わっており、ネイティブ広告を閲覧するユーザー保護とネイティブ広告自体の信頼性確保のため、ネイティブ広告においてクレジット表記を遵守すべき立場であるにもかかわらず、一部事例においてクレジット表記を行っていない広告を取り扱っていたことが社内調査で判明。