日本のTシャツのデザイン、どう思う? - 日本在住の外国人に聞いてみた!
そんな日本のTシャツのデザインを、外国の方はどう見ているのでしょう。日本在住の外国人20名に「日本で売られているTシャツのデザイン、かっこいい/かわいいと思いますか?」と質問してみました。
■両方とも思います。(ロシア/20代前半/女性)
■はい、思います。
(台湾/40代前半/男性)
■はい。(ブラジル/20代後半/男性)
■かっこいいと思います。(ペルー/30代前半/男性)
■かっこいいものがある。(オーストラリア/40代前半/男性)
■かっこいいと思う。(チュニジア/40代後半/男性)
■かっこいいと思います。(韓国/40代後半/男性)
■はい、かっこいいと思います。(スペイン/30代後半/男性)
■かっこいいと思います。(アメリカ/20代後半/男性)
■最近は以前よりかっこいいTシャツのデザインがあります。
(イスラエル/30代後半/女性)
■かわいいのがいっぱいある。(アルゼンチン/30代前半/男性)
■かわいいものが多いです。(フィリピン/40代前半/女性)
■ユニクロのいろいろなデザイナーとコラボレーションしたものがかっこいいと思います。(トルコ/30代前半/女性)
■ゲーム関係のデザインはかっこいいですね。レースがつけてあるTシャツがかわいいかな(自分の好みですが)。(タイ/30代後半/女性)
好意的な回答が大半。また、回答例の中にも具体的かつ興味深い指摘がいくつか見られました。Tシャツは身近なアイテムだけに触れる機会も多いのでしょう。
さて、今ではグローバルブランドとして有名なユニクロですが、元は山口の小さなジーンズショップだったことは有名な話ですよね。ジーンズにはTシャツ…という訳ではないでしょうが、今もミュージシャンシリーズやキャラクターシリーズなどさまざまなラインが設定されています。
中でも、回答にあるデザイナーとのコラボ物は人気の商品です。2010年には、スズキタカユキなどユニクロとは対極とされていた東京コレクション系ブランドとのコラボで話題に。最近ではアンダーカバーと手を組んだ「UU」やイネス・ド・フレサンジュなどのコラボ物が人気のようですよ。
一方、セガのソニック・ザ・ヘッジホッグや任天堂のスーパーマリオなどのゲーム系Tシャツも日本ならでは。1990年代頃から逆輸入の形で国内でもブームが始まり、それ以降はオフィシャルからアンオフィシャルまで多様なデザインの物がリリースされています。ちなみに、任天堂ものでは現在はオフィシャルになった「THE KING OF GAMES」の商品が有名です。
■英語がぐちゃぐちゃなのが気になりますが、かっこいいデザインが多いと思います。(スウェーデン/40代後半/女性)
■ユニークでいいと思うが、抽象的すぎるものもある。(イギリス/20代前半/女性)
■デザインによります。かわいいものもかっこいいものもあります。(ドイツ/40代前半/女性)
■メーカーやデザイナーによると思います。(マレーシア/30代前半/男性)
かっこいいけどちょっと気になる所もある…という意見。一時期、テレビに出演している芸能人のTシャツに書かれた単語や文章の意味が恥ずかしいというネタが話題になったことを覚えている読者も多いのでは。スウェーデンの方の指摘は、この辺りの問題に繋がると言えるでしょう。
例えば、「私は猫です」などと書かれたTシャツを着る程度ならまだ笑えますが、明らかにつづりを間違えたロゴはやはり恥ずかしいですよね。また、ストリート系スラングなどは、かなり下品な意味になる場合もあるので気をつけたいところです。
■普通です。(中国/20代後半/女性)
■普通です。(ベトナム/30代前半/女性)
今回は興味がある人もない人も、女性の回答が目につくことが多かったですね。洋服に一過言あるのは比較的女性が多い、というのは万国共通なのでしょうか。
どの店でも一枚は見つかるアイテムですが、ごく少数生産のサイトやブランドを見れば、さらに面白いものが見つかるのがTシャツの奥深さ。Tシャツ好きにはおなじみの老舗サイト「東京Tシャツ部」や映画やアニメ×ハードコアなデザインで人気の「ハードコアチョコレート」が5月、8月に行うイベント「Tシャツ・ラブ・サミット」などでは、オリジナル度が高く、人と被らない一枚を見つけることができます。
海外の方も興味度数が高いTシャツだけに、会話のきっかけにすることもできそうです(しかし、くれぐれも単語の意味には気をつけて…)。