老化を食い止める「テロメア理論」に基づいたエイジングケア化粧品発売
defytime Japanはこのほど、テロメア理論に基づいたエイジングケア製品「defytime TAA クリーム」を発売した。5月25日には、東京丸の内丸ビルにて、講演「ヒトテロメラーゼ酵素と老化・寿命について」を開催する。
「テロメア」は、遺伝子情報が詰まった染色体の先端にある部分のこと。ヒトの細胞は分裂を繰り返して新しくなるが、細胞分裂する際にそのテロメアが少しずつ短くなっていくという。一定の長さより短くなると細胞の生存性が失われ、身体にさまざまな老化現象が現れる。
その老化現象を食い止めることにつながると言われているのが「テロメラーゼ」という酵素だ。テロメラーゼは、細胞分裂するたびに短くなるテロメアを保護する働きがあるという。「テロメラーゼの活性を高めれば、細胞分裂の寿命を延ばすことができるのではないか」と、世界中でさまざまな研究が行われている。
今回、開催する講演には、テロメア研究第一人者のビル・アンドリュース博士が登壇。同博士は、テロメア短縮に介入することによって人間の寿命を延長する方法を研究している。講演では、これまでの研究データや開発秘話などを織り交ぜ、求めるビジョンやテロメア理論に基づく製品開発展望を含めて講義する。