加藤シゲアキ、直木賞選考委員の言葉に「すごく救われた」 飛躍の一年を語る
アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが2日、NHK土曜ドラマ『六畳間のピアノマン』(2月6日スタート 総合 毎週土曜21:00~ ※全4回)のリモート取材会に出席。著書『オルタネート』(新潮社)が「第164回直木賞」、「2021年本屋大賞」に続き、「第42回吉川英治文学新人賞」にノミネートされた心境や、小説家として高く評価された今年度について語った。
「第42回吉川英治文学新人賞」ノミネートに、加藤は「小説に詳しい方でないと馴染みのないものなので、情報解禁が今朝だったこともあって、あんまりまだ反響がないのが正直なところです。メンバーにも言ってないですが、文学に詳しい仲間たちは『すごいね』と言ってくれます。直木賞を受賞していたら吉川英治文学新人賞は候補にならないので、『ならなかったからこそなれる候補もあるね』という優しい励ましもいただきました」と周囲の声を明かした。
また、直木賞の選考委員を務める北方謙三氏が「とっても惜しかった」などと高く評価していたことについて、「北方さんが褒めてくださるとは思ってもいませんでしたし、素直にうれしかったです」と心境を告白。「あのときは総括のような形でおっしゃっていたので、選評が出てから自分の中で考え直そうと思っているので、うれしくは思っていますが、それを受けて自分がどう考えるかは今は放置しています」