筆者が個人的にお手伝いをしている就活生たちに、日々、口を酸っぱくして言っていることのなかに
親の使い方を間違えている人は失敗するし、なにより疲弊する
ということがあります。それを今回は紹介します。
○間違った親の使い方「直接的に就活相談をする」
親の使い方を間違えている就活生は多いです。
例えば「どうやったら内定でると思う?」「どの会社を受ければいいと思う?」などという質問に、就活生にとって有益な回答をできる親は決して多くありません。
理由は2点。
・大人の多くは社会全体に詳しいわけではない
・親の世代の就活と現在は全く異なる
会社員の視野は非常に狭いです。もちろん自分の仕事や業界の話には詳しいでしょうが、「会社社会」の全体像を掴んでいる人なんてほとんどいません。
「銀行がいいんじゃないか」「公務員は受けないの?」などと、超安定志向のオススメをされるのが関の山です。
(※一つの情報として「親の仕事についてインタビューする」といった体であれば有益です)
そして何より、時代がまったく異なります。人によっては親が完全にバブル世代の人もいるでしょう。そうでなくても就活の方法も違いますし、いまの就活生がこなさなければいけない「就活の物量」