「株式投信」残高、10カ月連続で過去最高--81兆8436億円、4月末
投資信託協会は18日、2015年4月の投資信託概況を発表した。それによると、4月末の株式投信の純資産総額は前月末比1兆5,640億円増の81兆8,436億円となり、10カ月連続で過去最高を更新した。
設定額は3兆7,747億円、解約額は2兆9,599億円、解約率は3.7%、償還額は477億円で、差引き7,672億円の資金純増。流入超は5カ月連続となる。
国内公募投信全体の純資産総額は同2兆1,360億円増の99兆1,636億円と、11カ月連続で過去最高を更新。設定額は9兆6,677億円、解約額は8兆2,808億円、償還額は477億円で、差引き1兆3,393億円の資金純増となった。流入超は22カ月連続。
公社債投信の純資産総額は同5,720億円増の17兆3,201億円と、3カ月連続の増加。
設定額は5兆8,930億円、解約額は5兆3,209億円、償還額は0円で、差引き5,721億円の資金純増となった。流入超は3カ月連続。
内訳は、中期国債ファンドが234億円の純減、長期公社債投信が84億円の純減、フリーファイナンシャルファンドが479億円の純増、キャッシュリザーブファンドが318億円の純増、MRFが5,453億円の純増、MMFが212億円の純減となった。