ウェザーニューズは5月15日、全国のホタルの出現傾向を発表した。
同社によると、ホタルの見頃は2週間程度と短く、晩冬~春の気温が高いほど羽化が早まるため、出現時期は気象条件によっても左右される。今年は全国的に昨年より早めにホタルが出現する見込み。すでに九州や四国の広い範囲でホタルが出現しており、中国・近畿・東海の一部でも飛び始めているという。
今年の西~東日本は晩冬~春の気温が平年に比べてやや高く、例年と比べ、3~5 日ほど出現が早まるところが多くなる見込み。5月中には関東南部や北陸でもホタルの出現が始まり、6月になると関東北部以北でもほたるが現れ始め、5月下旬~6月中旬は西~東日本の広い範囲で見頃を迎える予想となっている。
北日本でも晩冬~春にかけての気温が高く、この先も気温は平年並み~やや高めとなる見込み。ホタルの出現は例年に比べ1週間程度早まる予想となっている。
見頃を迎えるのは6月下旬~7月になる見込みだという。