鈴鹿央士「迷いながら…」 演技に不安も綾野剛の言葉で「少し自信がついた」
でも人間が変わるかというとそこまでではないと思ったので、程よい具合で変えるように気をつけました」と意識したことを明かした。
そして、「人と場所によって変わるというのは共通点なのかなと思います」と宮村と自身の共通点を説明。「苦手な人がいると静かになったり、楽しい人がいると楽しくなったり。宮村くんの学校の中と外ほどのギャップはないですが、岡山弁で話しているときと標準語で話しているときで口調やペースが変わったりします」と語った。
教室でひとりぼっちで過ごすオーラ0の宮村も見事に表現しているが、「そうしているほうが実は楽なんです。大学でもそんな感じでした」と明かし、「ただ、自分が演じた宮村を見て哀愁が足りないなと。哀愁はにじみ出てくるものだと思うので、まだまだだなと思いました」と振り返った。
特に苦労したことを尋ねると、「ずっと苦労しているし、難しいなと思っているので、全部ですね。
自分に自信がないタイプなので、OKが出るまではずっと不安で、『どうしよう』って心配になるんです」と告白。「最初はそんなに考えていなかった気がしますが、『決算! 忠臣蔵』あたりから、『大丈夫かな?』と思いながら演じるようになりました。