『コードギアス亡国のアキト』制作秘話 - 第4章&スザクやジュリアスの話も
現在公開中のアニメーション作品『コードギアス亡国のアキト 第3章「輝くもの天より墜つ」』の「スタッフナイトトークショー」が、5月15日に東京・新宿バルト9にて開催された。
本編の上映が終了した20:10より、赤根和樹監督、キャラクターデザインの木村貴宏氏、総作画監督の島村秀一氏の3人が登壇する「スタッフナイトトークショー」がスタート。それぞれの仕事内容を説明する中で、アキトたちが前半で着た民族衣装の話題となり、赤根監督は「CLAMPさんの原案は美しいけれど、パーツがたくさんついていて描くのが大変そうだ」と思ったという。
すると、木村氏も「CLAMPさんにお願いするということは、動かしやすさ優先のアニメーターの発想にはないものを求めているから」と前置きしながら、「だから、原画の人はがんばってと思ってアニメーション用のデザインを描きました」とデザインコンのセプトを説明。「そうしたら、ダンスのシーンの原画は自分が担当することになってしまった(笑)」と自身が招いた苦労を明かした。
また、赤根監督は「アヤノのパイロットスーツの着こなしにびっくりした」といい、大胆に前をはだけているのは、実は島村氏の発案だったことを明かすと、島村氏は「最初はちょっとクールっぽいキャラクターとして登場したアヤノだけれど、開放的な子、あっけらかんとした子なんです」