2015年5月20日 17:00
山梨県北杜市、世界に誇る「水の山」宣言 - 名水でブランド推進
北杜市は5月19日、南アルプスなど恵まれた自然環境によって育まれた名水を生かしたブランド推進事業を開始し、世界に誇る「水の山」宣言を行うと発表した。合わせて、サントリー食品インターナショナルをはじめ、市に関連する企業3社と、「水の山パートナー協定」を結び、活動を推進していく。
同市などにまたがる名峰 南アルプスは、2014年6月に“ユネスコエコパーク”に登録認定。これを受け、同市では豊富な水資源と自然の魅力がある“山紫水明”の街づくりを目指す自治体として、市と企業、市民がこれまで以上に連携することで、名水によるブランド推進と地方創生が図れるという思いから今回の宣言に至った。
このほど同市とのパートナーシップが発表されたサントリー食品インターナショナルは、「サントリー南アルプスの天然水」のふるさととして、ミネラルウォーターとシングルモルトウイスキー「白州」の生産工場を市内に構え、今年5月12日には工場見学者が2000年の開始以来100万人を突破するなど、同市の観光客誘致にも貢献している。また、白州の名水と地元で育てた自社米で地酒「七賢」を製造する1750年創業の酒蔵・山梨銘醸、 山梨を代表する銘菓「信玄餅」