エアバス、ジェット機ACJ320neoをローンチ - 引渡しは2018年
エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は現地時間の5月19日、エアバス・コーポレート・ジェットのACJneoファミリーをローンチしたことを発表した。英国ファーンボロを拠点とするアクロポリス・アビエーションがACJ320neoを発注し、ACJneoファミリーのローンチカスタマーとなった。
アクロポリス・アビエーションのACJ320neoは19座席を装備し、2018年第4四半期に引き渡される予定。客室内装とエンジンの選定はこれからとなる。
ACJ320neoは効率的な新型エンジンと大型のウイングチップである「シャークレット」の装備を予定しており、燃費と航続距離能力が向上するほか、乗客にはより快適な空の旅を提供する。ACJ320neoは25席を装備し、6,000海里(1万1,100km)を飛行することが可能。また、ACJ319neoは8座席を備え、6,750海里(1万2,500km)を飛行することができる。
エアバス・コーポレート・ジェットは通常のビジネスジェットとほぼ同程度の胴体や主翼の長さでありながら、よりも広い胴体幅と天井高を持つ客室を備えている。
そのため、企業や個人、政府など、大人数のグループを運ぶニーズにも対応することができるという。