短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第25回) - 完成間近!? 5月版プレビューとなるビルド10122が登場
2015年5月20日(現地時間)、Microsoftは高速リングを選択しているユーザー向けに最新ビルド10122をリリースした。今夏リリースを目前にしたWindows 10にとって、残り時間は少ない。そのような状況下でリリースした本ビルドは、バグフィックスを中心に調整や安定性の向上、更なる研磨を目標にしている。そのため目立った変更点は多くないが、前ビルド10074と比較し、変更点をピックアップして紹介しよう。
○既定アプリケーションの確認ロジックを変更
筆者は当初「5月のプレビューリリースはない」と思い込んでいた。前回紹介したように、4月22日(現地時間)にビルド10061、4月29日(現地時間)にビルド10074をリリースしたからである。もっともこのタイミングで新機能を試すような試みは少なく、OSG(Operating Systems Group)Data and FundamentalsチームのGabriel Aul氏も公式ブログで述べているとおり、調整や安定性の向上といったブラッシュアップが中心だ。
それでは変更ポイントを1つずつ見ていこう。
これまでのWindows OSにもあった既定のアプリケーションを選択する処理に変更が加わっている。