東京・徒蔵の下町ものづくりパワーを体験! - 大正創業の"箔押し工房"など激レア施設見学も
台東モノマチ協会は24日まで、「街」と「ものづくり」の魅力を体験できる「モノマチセブン」を東京都台東区の徒蔵一帯で開催している。
○「モノマチ」ってなに?
「モノマチ」は、東日本大震災が発生した2011年より始まったスタートしたイベント。"北の玄関口"である上野駅にほど近い同地域には、下町ならではの老舗店や古くからの工房、若手クリエイター支援施設が軒を連ねる。その地域の特性を生かした震災復興支援をできないか、ということでスタートした。
モノマチセブン広報の樋口珠由子さんによると、初年度参加店は20店舗ほどであったが、7回目となる「モノマチセブン」では254店舗にまで規模が拡大。インテリア、ファッション、生活雑貨、クラフト・材料、食品、飲食店など様々な業種が参加している。
御徒町、蔵前、浅草橋にかけての2キロメートル四方の地域を舞台とする一大町おこしイベントに成長した同企画。台東モノマチ協会は「多くの参加店を訪ねて、モノが生み出される過程を知り、そこで発揮されている卓越した技術に接し、モノづくりの醍醐味を感じ取ってほしい」とコメントしている。
○レアすぎる「箔押し」体験
それでは、イベントエリアをぶらりと歩いて出会った昔ながらの工房やアーティスト作品の一部を紹介しよう。