東京都・目黒雅叙園で"夏のイルミネーション"- ねぶた等日本の祭りとコラボ
同展は、目黒雅叙園における企画展では史上初の、全時間帯において写真撮影可能なイベント。会場となる百段階段には、昭和初期を代表する126枚の日本絵画に囲まれた部屋が7つあり、「日本の祭りのあかり」、「和紙のあかり」、「草木が照らすあかり」など、日本人が愛してきた風情ある"和のあかり"が各部屋をともし、夏のイルミネーションとして彩り、園内のパブリックスペースやレストランなどを含めると合計12種類のあかりが公開される。
また、今回の目玉はとなるのは、日本屈指の祭り「青森ねぶた祭」の「ねぶた」のあかり。本場でも、「ねぶた」のあかりはなかなか間近で見ることができないという。
展示を担当するのは、流派が異なる4名による若手ねぶた師集団「ねぶた屋」。釘1本すら打つことができない文化財・百段階段への展示に挑戦する。これ以外にも全国各地の"祭りのあかり"が公開され、金魚の形をした提灯をともす山口県の「柳井金魚ちょうちん祭り」、日本三大火祭りのひとつである「山口七夕ちょうちんまつり」など、祭りを象徴する提灯が部屋一面に展示される。
ちなみに、和のあかり展に出展される葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」をイメージしたカクテル「北斎」など、同展とのコラボカクテル・フードも販売。カフェ&バー「結庵」では、展覧会のチケット、コラボカクテルとオードブル各1品がセットになったプラン(2,500円)も用意されている。