肉球の焼きゴテを使って足跡つきパンケーキをつくってみた
お菓子などに使うと、お菓子の上を猫が歩いたかのように見えるすぐれものだ。今回は、入手したこちらの焼きごてで足跡つきパンケーキを作ってみた。
○肉球の焼きごて
焼きごて肉球の価格は1,695円(税・送料別)。こて先の大きさは12×11×12mm程で、とても小さい。重量は約57gで日本製。
食品以外に革製品・木製品にも使用OKで、手帳やお財布、木製トレーなどに使用しても可愛いかもしれない。
○猫に見せびらかしてみる
こての形状があまりに愛らしいので、熱を加える前にうちの愛猫に見せびらかしてみた。
筆者が手に持った状態ではあまり興味を持たなかったが……。
○置いておいたらちょっかいをかけられた
パンケーキの材料を準備している間、冷えた状態のこてをテーブルに置いておいたところ猫がちょっかいをかけてきた。形状が細長いため、猫じゃらしの一種と勘違いされたのかもしれない。
実に愛らしい行動ではあるが、使い終わった後の熱いままの焼きごては、猫が興味を持って触らないようきちんと飼い主が管理する必要がありそうだ。
○パンケーキ完成
さて、そうこうしているうちにパンケーキが完成した。購入した焼きごてを洗剤でしっかりと洗い、念のため熱湯消毒もする。
試しに熱したこてを当ててみると、ご覧の通りさっぱり焦げ目がつかない。
説明書をもう一度読んでみると、「こて先を直火に当て赤くなったら焼き入れができる状態です」と書かれている。もう少し直火にこてを当てて熱する必要があるようだ。
さて、同じパンケーキをひっくり返し、裏面に肉球の焼き目を入れてみることにする。これが存外難しい。左下の最初の一歩は、こてを当てすぎてすっかり焦げてしまった。しっかりと熱した焼きごては、3秒以上は当てない方が良さそうだ。
○チョコレートを添えていただきます!
焼きごてなんて使用するのは人生で初めての経験であったが、熱し加減とこての当て加減さえ間違わなければ、案外簡単に使いこなすことができた。
いつも通りの材料を使って簡単につくったパンケーキではあるが、肉球の足跡がついているだけでグッとオシャレになる。
まるでカフェで注文したもののようだ。
足跡によっては焦げ目の付き具合が少々異なってはいたが、初めてにしてはまぁまぁの出来具合だったので満足である。
○匂いだけおすそ分け
さて、我が家は、猫の食べ物に関しては非常に厳しく、人間の食べ物は基本的に一切与えていない。しかしあまりに猫たちが鼻を動かしてスンスンと匂いをかぐので、匂いだけおすそ分けして差し上げた。
……愛猫たちは、「自分の食べものじゃない」とわかった瞬間の顔をしていた。
<作者プロフィール<
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。