くらし情報『「保活」必勝法 (11) 窓口で泣く、嘆願書を書く……で保育園に入れる? 「保活都市伝説」の真偽』

2015年5月27日 15:51

「保活」必勝法 (11) 窓口で泣く、嘆願書を書く……で保育園に入れる? 「保活都市伝説」の真偽

「保活」必勝法 (11) 窓口で泣く、嘆願書を書く……で保育園に入れる? 「保活都市伝説」の真偽
地道に保活を頑張っていても、復帰予定時期が近づいてくると不安になってしまうのは仕方のないことでしょう。そんな時、ネットを見れば「入園できず、いかに困っているかを窓口で泣いて訴えた」「乳飲み子を抱えて役所を日参した」「嘆願書を書いて申込書に添付した」など、実に様々なエピソードが語られており、こうまでしないと入れないのかと余計に不安になるかもしれません。こういった泣き落としや情に訴える作戦の効果は、果たしてどの位あるのでしょうか。

誰もが初心者の状態でスタートする保活は、とにかく不安になりやすい上に結果が出るまでに時間がかかるので、つい焦ってしまいがち。そんな保活中の不安定な心理状態の時に、「嘆願書を何通も書いたら入れたらしい」などという話を聞くと気になってしまいます。こういった「保活都市伝説」には色々なパターンがありますが、効果があるかという視点で見ると意味のないものがほとんどです。

これまで見てきたように、入園希望者の選考には指数を用いる自治体が多くを占めます。同一指数の希望者が多い場合には、納税額などから判断して収入の低い世帯を優先するなど、あらかじめ基準が決まっています。
例えば、東京都練馬区のサイト内ページでは以下のように公表されています。

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