くらし情報『情シスの味方、ワンソース・マルチユースで業務効率を改善 (3) 導入事例に見る「Caede」の実力とは?』

情シスの味方、ワンソース・マルチユースで業務効率を改善 (3) 導入事例に見る「Caede」の実力とは?

情シスの味方、ワンソース・マルチユースで業務効率を改善 (3) 導入事例に見る「Caede」の実力とは?
これまで2回にわたり、SCSKが提供する業務向けモバイルアプリケーション統合開発環境「Caede」の特長と機能、およびCaedeの開発基盤として採用されている「Curl」について解説してきた。今回は、実際にCaedeを使ってモバイルアプリを開発/運用している導入事例をもとに、Caedeがもたらした活用効果を探ってみる。

○迅速な経営判断の実現と売上機会の損失を抑止

インテリア/雑貨小売事業を展開するバルスでは、経営層/マネージャー層は外出することが多く、外出先で店舗別/分類別の売上確認を行えずに経営判断が遅れるという課題を抱えていた。また同社の主要ブランド「Francfranc(フランフラン)」の店舗では、接客時に在庫を確認するために店員がその都度バックヤードに設置されたPCを操作しなければならなかった。このため来店客を待たせたり、繁忙時間帯には十分な接客ができなかったりという課題があった。

これらの課題を解決したのが、Caedeを使って開発した「売上確認システム」と「在庫検索システム」だ。まず売上確認システムの導入により、バルスの経営層/マネージャー層はどこにいても会社支給のiPhoneを使って全ブランドの売上データをリアルタイムに確認できるようになり、迅速な経営判断が可能になった。

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