infineonとIRが初の共同出展、GaNデバイスなどを披露 - TECHNO-FRONTIER 2015
半導体ベンダーのインフィニオン・テクノロジーズ(以降「インフィニオン」)は、昨年(2014年)8月20日に半導体ベンダーのインターナショナル・レクティファイアー(IR)を買収すると発表した。買収作業は今年(2015年)1月13日に完了し、同日付けで両社は一つの企業体に統合した。
統合前のインフィニオンの年間売上高(2014年9月期)は43億ユーロ(1ユーロを135円で換算すると約5,800億円)、従業員数は全世界で約2万9,800名であり、IRの年間売上高(2014年6月期)で11億米ドル(1米ドルを120円で換算すると約1,320億円)、従業員数は全世界で約4,200名。統合によって売上高が約7,000億円強、従業員数が約3万5,000名の大手半導体ベンダーが誕生したことになる。
統合前のインフィニオンは、マイコンや車載半導体、パワーデバイス、センサー、高周波デバイス、スマートカード用半導体などを手がける総合半導体ベンダーであり、日本だとルネサス エレクトロニクス、米国だとフリースケール・セミコンダクタが、イメージが重なる。これに対して統合前のインターナショナル・レクティファイアー(IR)